2024/05/20 思春期に「思春期までに・・・」を投稿いたしました

トイレの工夫、お風呂での洗い方

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男子のトイレの工夫とペニスの洗い方

仮性包茎は何も心配することはないのですが,日常生活では少し注意が必要です。

尿道口を包皮が覆っていると尿が狙ったところに飛んでいきません。トイレを汚して大変です。また,排尿後,尿が包皮内に残っていれば,後でパンツに黄色いシミがついてしまい,格好悪いことになります。トイレを汚さず,パンツのシミを防ぐためには,包皮を指で根元の方に引き寄せて,尿道口が見えるようにして排尿しましょう。そうすれば問題なし,尿が便器からはずれる心配もなく,パンツのシミを防げます。

自分の体を清潔にすることは自分自身を大切にすることの第一歩。運動するにしても勉強するにしても自分を表現する自分自身の体を大切にして,よりよい状態に保つことが必要です。そのためには,きちんとご飯を食べて体を清潔にすることが基本になります。お顔のお手入れが大切なように外陰部のお手入れも大事です。ペニスもお風呂で毎日洗いましょう。

お風呂では,指で包皮を根元の方へ引き寄せて亀頭を露出させます。お湯で流して包皮を元のようにかぶせましょう。もし白い恥垢がたまっていれば,それもキレイに取り除きましょう。亀頭を露出するとき,最初のうちは触っただけで痛く感じますが,それは今まで亀頭が包皮で保護されていて刺激を受けていないからです。しだいに慣れてきます。慣れてくれば,少々こすってもつまんでも痛みを感じなくなります。そうならないと性行為なんてできませんからね。もし,包皮内板と亀頭がくっついていて(癒着),包皮がそこから下に下がらない人は,無理は禁物です。下がるところまで下げて,亀頭と包皮内板をお湯で流して,包皮を元に戻しましょう。毎日繰り返していると,癒着は少しずつ剥げていきます。

みのDr

トイレの工夫とペニスの洗い方,覚えておいて毎日実行しましょう。

女性の排尿の仕方と拭き方 

膀胱炎が女性に多い理由のひとつに,体の構造の男女差があります。

女性では,尿の出口である尿道口と肛門の位置が男性に比べ接近しています。また,尿道の長さも男性が約20cmであるのに比べ(ペニスの長さではありません!),女性は約4cmと短くなっています。つまり,男性より女性の方が,膀胱内への細菌侵入を起こしやすい構造なのです。

人の腸内や肛門周囲,便の中には大腸菌がいます。膀胱炎の約80%は大腸菌が原因です。そこで,大腸菌ができるだけ膀胱内へ侵入しないようにするためには,排尿,排便後の拭き方に注意が必要です。後ろから前向きに,つまり,肛門側から尿道側へ拭いてしまうと,肛門周囲の大腸菌を尿道口へ運んでしまい,膀胱内へ侵入させることになります。

膀胱炎の予防のために,排尿後・排便後は,前から後ろ向きに拭く! 同じペーパーで2度拭きしない!

以前はよくこんな指導をしていたものです。ところが最近は違います。

今では洋式便器が普及して腰掛けての排尿がほとんどです。このとき膝を付け足を閉じたまま排尿すると,小陰唇内で圧が高まって尿が膣内へ侵入したり,まっすぐ飛ばずに皮膚にあたったりします。その後,以前から言われていたようなトイレットペーパーの拭き方をすると,皮膚に細かな傷が付いたり,トイレットペーパーの小さなくずが残り,臭いや膣の炎症の原因になってしまいます。

女性が排尿するときは,便座に腰掛けて両足を広げ,前傾姿勢で排尿をしましょう。そうすれば,尿はまっすぐ飛んででます。排尿後は,折り重ねたトイレットペーパーを下から押し当てて,残った尿を吸い取るようにしましょう。トイレットペーパーは動かさないようにして下さい。

みのDr

女性の排尿の仕方と拭き方,この機会に変更するようにしてください。

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