2024年– date –
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寄稿
大人のおねしょ 恥ずかしがらずに
<♪こまっちゃうナ/デイトにさそわれて>。故郷、熊本県天草市にあるレコード店前で、歌う山本リンダさんを見たのは9歳の頃。ミニスカート姿にドキドキしたのを覚えています。 初めてのことなら、<♪初めはみんなそうなんですって>とリンダさんのよう... -
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ハゲの治療薬にはご用心
誘蛾(ゆうが)灯のようなネオンサインにおびき寄せられ、時々夜の街におじゃまします。先日、元同僚3人で再訪したお店では、前と同じホステスさんが「初めまして」と言うので、「前も来たことあるっちゃけど。覚えとらんとぉ」と返しました。すると「髪... -
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うっすら口ひげは大人への階段
ずいぶん昔、中学の修学旅行のバスの中でのこと。「みんなの質問に答えます」というイベントで、ガイドさんに尋ねたいことをそれぞれが匿名でカードに記入しました。<何歳ですか?><芸能人は誰が好きですか?><趣味は何ですか?><好きな食べ物は... -
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多様性を生む有性生殖
性教育といっても月経や精通、妊娠や出産、性感染症や望まない妊娠の話ばかりではありません。理科や生物の授業で習った「有性生殖」も大切な性の話です。 有性生殖は雄と雌、男と女という性別があり、それぞれの精子と卵子を授精させて命をつなぐこと... -
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遺伝子はどこかに残っている
「女性は産む機械」「最低3人くらい産むように」などと発言し、出産で女性を評価しようとする政治家たちには驚かされます。確かに子どもの誕生は喜ばしいことですが、だからといって、望んでも、環境が整っていても、誰もが授かるわけではありません。 ... -
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おたふくかぜで精巣にダメージも
3年前から時々、カンボジアの田舎にある病院に行き、短期医療ボランティアをしています。そんな話をすると、「性病が多いの?」なんてとんちんかんな質問が…。泌尿器科は外科の一分野。もちろん手術をしています。 カンボジアは食習慣の違いや気候の影... -
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女性は「下からじっと押し当てる」で
「昨日ザギンでデルモとシースー。おかげでゲルピンさ」「ルナドッホ」。どんな業界にも仲間内で使われる独特の言葉があります。ちなみにこれは芸能界で「昨日銀座でモデルとおすしを食べて金欠だよ」「なるほど」の意。 手術の患者さんや、重症の入院... -
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肥満は次世代にも影響する
私が若いころ勤めていた福岡大病院泌尿器科には、身長180センチ超、体重90キロ前後の巨漢医師が3人。科対抗の相撲大会でもあれば、優勝間違いなし。当時60キロの私は、彼らからはじき飛ばされないよう用心していたものです。 肥満は体脂肪が過剰に蓄積... -
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格好いいたばこ 今は昔
昔の映画やドラマでは、たばこは大事な小道具のひとつ。ハードボイルドな「探偵物語」の松田優作さんは今でも私の憧れです。けれどもたばこを吸うのをまねようとは思わなかったのです。なので年齢だけはもう十分すぎるくらいの大人ですが、〈♪折れた煙草... -
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頻尿の人は「レスカ」を飲もう
友人に誘われて喫茶店に行き始めたのは大学浪人中の19歳のころ。木のカウンターに座り、マスターが入れてくれるコーヒーをおいしそうに飲む友人の隣で、「苦みと酸味が大人の味やね」と知ったかぶりをしていました。 コーヒーの成分であるカフェインに...